生活と、そのほかのこと 12/18〜12/24号
食事と生活
12月18日(月)
Blueskyのユーザーが増えてきた気配。いくつかユーザーガイド的な記事を書いているけれど、情報が古くなってしまっていた。新しく記事をまとめる。
SNSの話をすることは楽しいことではあるけれど、わたしは他のことを考える時間を増やしたい。無料で遊ばせてもらっているウェブサービスなのでコミュニティへはあるていどの寄与をしていきたいが、あまり丁寧にやる必要はないかなと思っている。
夕食は、調整豆乳と白だしとすりゴマでつくったゴマ豆乳鍋。
豆乳鍋の素を買おうとして、ふと考える。寄せ鍋の素はもうしばらく買っていないし、豆乳鍋も豆乳でつくればよいのではないか。
ずいぶん久しぶりに豆乳を買う。売り場でよく見ずに選んだものはキッコーマンの「特濃」だった。鍋の素よりも自分でつくった鍋のほうが好きな味ができた。味見をしながら適当に調整しているのでレシピの再現性はないが、自分の好きなものは自分がつくるのが早い。
テレビの歌番組でAdoのパフォーマンスを観る。ほんとうにすごい。10代で出会っていたら違う人生だっただろう。
12月19日(火)
所要で銀行に行くと、高齢の客と銀行員が話している会話が聞こえる。待合ロビーでこの話をしてもいいのだろうかという内容で、いろいろと心配になった。
梅田の阪急百貨店のクリスマスマーケットを見物。気合いの入ったディスプレイが楽しかった。
夕食は、キムチ豆乳鍋。買った豆乳はまだ残っている。
12月20日(水)
イレギュラーに出社。年末らしい業務をする。
昼食は、阪神百貨店の立食い形式のフードコートで、鉄板ナポリタン。おいしかった。
「プロフェッショナル仕事の流儀」宮崎駿の回を観た。すごいドキュメンタリーを撮ったなと思う。莫大な量の素材映像があった。これだけの素材があったら、どんな人物像でも切り取れる。そのうえで、こういうドキュメンタリー作品にしたのだろう。
夕食は、ゴマ豆乳鍋。豆乳鍋の三部作が完結した。
12月21日(木)
多和田葉子『白鶴亮翅』を読み終えた。おもしろいのかどうかはよくわからない。ほとんどエッセイのようで、大きな事件も起こらずに時間が流れていく。好きな文章だった。
夕食は、セブンイレブンのビリヤニ。妻が飲み会に参加する可能性があったので、夕飯はつくらない約束になっていた。結局飲み会はなく、コンビニ弁当を買う。ふたり分の弁当に缶ビールを1本とスナック菓子を買ったら、なかなかの金額になって驚いた。物価が高い。
12月22日(金)
仕事は休み。
図書館へ行き、スタバでぼんやりとした時間を過ごす。
夕食は、酒粕鍋。買ってきた酒粕鍋の素をつかった。
12月23日(土)
「書写」をしてみる。長らく使っていなかった万年筆を引っ張り出してきて、インクを交換する。カートリッジ式の替えインクがまだ数本残っていた。漱石の『硝子戸の中』は大学1年生のときに買って読んだような記憶がある。大学生になったのだからカバンに岩波文庫の1冊も入れておけと話していた教授がいたのだった。漱石はほとんど読んでいないけれど、この本はあれから20年ずっとわたしの本棚にあるし、こういうときに書き写すにはうってつけの文章だと感じる。
昼食は、北海道バター味噌ラーメン。近所のスーパーで数日前に4割引になっていたのを買っておいたもの。底値だろうと思って買ったのに、翌日もまだ売れ残っていて半額になっていた。写真では醤油ラーメンのようなスープの色に見える。チャーシューは別で買い、白菜とネギは前日の寄せ鍋のときに少し取っておいたもの。
妻が風邪っぽくて喉が痛いということで大人しく寝ていたが、夕方に熱を測ると上がっている。
夕食はホワイトシチュー。食べるタイミングがずれたので写真はなし。
12月24日(日)
書写の2日め。クリスマスらしいものを書こうと思って本棚を探す。北村薫の連作小説『空飛ぶ馬』の表題作はクリスマスの話だ。つい最近読み返したばかりだったので思い出せた。
昼食は、サッポロ一番塩ラーメンを土鍋でつくる。妻はそれなりに元気になっている。
M-1グランプリ。敗者復活戦の終盤から観始める。制作サイドの気合いの入り方がすごい。他のお笑い番組はそれほど熱心に観ないけれど、M-1グランプリはどうしても気になって観てしまう。
夕食は、昨夜のホワイトシチューとリンゴ。
編集後記(あるいは近況報告)
今号の発行は丸一日の遅れとなりました。このところ書くことができなくなっていて、「しずかなインターネット」にも書けていません。それでもSNSは書けるのがいいですね。書けなくなっている理由のひとつは、小説の書き方についてぐるぐると悩んでいることがあると思っています。どうやって書いたらいいんだろう、こうやったらいいのかな、こういうことは自分にできるだろうか、そんなことを考える時間がけっこう長い。わたしのなかにある「書く」ことに使える時間の総量はそれほど多くはなくて、仕事の文章を書いていたり小説について考えていたりすると、日記やエッセイのようなタイプの文章に使える余力がもうないのかもしれません。
前の週にSNSに投稿した写真や文章を引っ張ってきて、日記を書き直すというスタイルで13週間にわたってこのニュースレターを配信してきましたが、この書き方に飽き始めているところもあります。次回からは少し書き方を変えようかなと思っています。内容はともかく、1月3日(水)にはなにか出せればいいなと思います。
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